こちらの返礼品を提供してくださっている東立製靴株式会社さんは創業以来国内有名メーカーの紳士靴の製造及び修理を行ってきた会社です。

気に入った靴、履きなれた靴を手に入れるのは簡単ではありません。自分の足に馴染ませ手入れをし長年履きこむことで履き心地も良くなり、愛着もわくのではないでしょうか。

そのためには修理が不可欠。減ったソールを交換したり、傷んだ箇所を治すことでまた愛用し続けられます。

修理にはゼロから靴を作るより高度な技術が求められます。

長年培ってきた靴修理の技術を生かし、2004年に自社ブランド【Schonheit(ショーンハイト）】を立ち上げました。靴のすべてを知り尽くした職人が作り上げる靴は修理をしながら長く履いていただくことができる逸品です。

【グッドイヤーウェルト製法】

ショーンハイトの靴はグッドイヤーウェルト製法で作られています。

グッドイヤーウェルト製法とは19世紀半ばにアメリカで発明された革命的な製法です。

耐久性に優れ、足に馴染みやすく長く歩いても疲れにくい製法は世界的に用いられ、中でも英国靴を代表する製法と言われています。日本でも本格靴の多くはこの製法でつくられておりソールの交換や修理が容易なことから高価でも長く愛用できる靴として知られています。

グッドイヤーウェルト製法の特徴として張り出したコバ(靴底と甲部のつなぎ目）があげられますが、あまり仰々しく張り出さず控えめなコバは高い技術力の証明となります。

レディース本格革靴

ショーンハイトの婦人靴は女性用には珍しい本格的なグッドイヤーウェルト製法で作られています。

どのような装いにもマッチするベーシックなデザイン、履きこむほどに美しい風合いが増しお手入れにより上質さがいつまでも続く本物の革靴です。

トラディショナルな装いにぜひ一足お揃えください。

東立製靴株式会社について

戦後浅草で創業。当初は革靴を作るために必要な甲革や靴底などの材料を取り扱う店でした。のちに靴職人による高級革靴の製造を始め、1962年に柏市に本社工場を設立今に至っています。

国内の有名ブランドの協力会社として製造から修理までを担ってきました。作りをすべて知り尽くしているからこそ正確で緻密な修理が可能になります。すべて職人の手作業による高級革靴の修理は国内外でも注目され好評を得ています。

同じ型番でも履く人によって痛む場所や程度が違います。修理といえども新品を作るほどの工程を経て行われますので新品を作る以上の技術が必要とされるそうです。

東立製靴さんにはそんな熟練の技を持つ職人さんが多くいらっしゃいます。

この取材を通して、色々な物が安価で手に入る時代ですので買っては使い捨てるのが当たり前になりつつある中、良いものを大切に使う文化を残していきたいな、と思いました。

現在東立製靴さんは全国の百貨店に於いてショーンハイトのオーダー会も開催しています。

修理に関するお知らせやオーダー会に関するお知らせはホームページからご覧になれます。

柏市への寄附のお礼としてお手元に届いた靴がいつまでも愛され履いていただけますように、心を込めた一足をお送りいたします。