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Cute Movies

【来日記者会見】ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ブラッド・ピット&デビッド・フィンチャー監督来日記者会見!

1月28日都内で行われた『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピット&デビッド・フィンチャー監督来日記者会見を、まいぷれがレポートします!
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」2月7日(土)丸ノ内ピカデリーほか全国ロードショー
(c)2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment All Rights Reserved.
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」2月7日(土)丸ノ内ピカデリーほか全国ロードショー
(c)2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. Entertainment All Rights Reserved.
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
80歳で生まれ、赤ん坊としてその生涯を終える。
時を経るごとに若返るという数奇な運命のもとに生まれたベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。多くの出会いと別れを経験する中で、一人の少女デイジー(ケイト・ブランシェット)との絆は、生涯にわたりベンジャミンを支えていくことになる。
フォトセッション中の一コマ。
報道陣のカメラに向かいながら。まるで撮影中の演出風景のよう?
フォトセッション中の一コマ。
報道陣のカメラに向かいながら。まるで撮影中の演出風景のよう?

Q 赤ん坊から80歳のベンジャミンの生涯を演出する、また演じる上で、それぞれの年代で気をつけたことは何ですか?

フィンチャー監督
「内面と外観が違うキャラクターを描くのは難しいことです。
だけど幸いなことに、この作品に関してはブラッドと長い時間をかけて、ベンジャミンという人物について話し合うことができました。
その過程で、何歳だからこんな内面だろう、と、決めつけずに、楽しみながら作り上げることができたので、とてもよかったと思います」


ブラッド・ピット
「この映画は、ベンジャミンに関わらず、誰もが経験することを描いているんです。初恋、愛する人の死……どれも、みなさんと共有できるような普遍的なことなんです。だから、演じることは特に困難ではありませんでした。むしろ、人生のあらゆる段階を“訪ねる"ことができて、楽しかったです」

会見の最後には、「家族みんなを連れて行ける近場のいいスポットを教えて」と、報道陣に逆質問!
会見の最後には、「家族みんなを連れて行ける近場のいいスポットを教えて」と、報道陣に逆質問!

Q 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』には素敵なセリフがたくさんありますが、記憶に残っているセリフは何ですか?



ブラッド・ピット
「ベンジャミンが自分の娘への手紙で綴った、“物事をやり直すのに遅すぎることはない"という言葉です」


Q ベンジャミン・バトンを演じてみて、ブラッド・ピットさん自身にも大きな変化や出来事が起こりましたか?


ブラッド・ピット
「すでに子供が6人いるんです。これ以上に劇的なことなんて起こりようがないですよ!」(一同爆笑)

取材続きのブラッド・ピット。のどを潤す場面が多く。空になったフィンチャー監督のグラスにも自らペットボトルの水を注ぐ気遣いを見せるシーンも。
取材続きのブラッド・ピット。のどを潤す場面が多く。空になったフィンチャー監督のグラスにも自らペットボトルの水を注ぐ気遣いを見せるシーンも。
デビッド・フィンチャー監督 ユーモアを交えつつ「この映画を作るためのお金集めが大変だったから、撮影なんてカンタンなもんだったよ!」
デビッド・フィンチャー監督 ユーモアを交えつつ「この映画を作るためのお金集めが大変だったから、撮影なんてカンタンなもんだったよ!」

話題沸騰の来日、報道陣も大勢詰めかけた熱気あふれる会見でしたが、それ以上に熱かったのが、デビッド・フィンチャー監督とブラッド・ピットさんの映画への想い。
1995年公開の『セブン』で監督・主演のタッグを組んで以来、揺るぎなく続く2人の信頼が、清々しく伝わってくる会見でした!


『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の詳しい作品紹介は、引き続きCuteMoviesでお届けします! お楽しみに。


(*記者会見の質疑応答は要約・翻訳です)


photo&text こうだ真紀

会見中も何かと2人で話し合う仲の良いフィンチャー監督とブラッド・ピット。
会見中も何かと2人で話し合う仲の良いフィンチャー監督とブラッド・ピット。