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まいぷれ的 柏レイソル部

2008年シーズンを振り返る(2)

独断と偏見で決める まいぷれ的レイソル語大賞

グアムキャンプが終わり、つかの間の日立台を経て、鹿児島での二次キャンプへ。編集長、鹿児島キャンプに取材に行きたいです!

なんて言っても、お許しがでないので、2008年を振り返る第2弾!
まいぷれが独断と偏見で選ぶ、「まいぷれ的 レイソル語大賞」です!

なんと言っても大賞でしょう!

元旦は国立へ Yes, We Can!

天皇杯で使われるボールには桜が。負ければ終わりのトーナメント方式が、リーグ戦とは違う面白さ。
天皇杯で使われるボールには桜が。負ければ終わりのトーナメント方式が、リーグ戦とは違う面白さ。
 きっかけは、ナビスコカップで大分トリニータが優勝したことでしょうか。
 我がレイソルが上位にくいこむことができないままリーグ戦を終えようとしている頃、選手やサポーターの間では、「どうしても天皇杯の決勝に進みたい」という言葉が出るようになりました。「そんな無謀な…」と、はたから見ればそう思えたかもしれません。
 しかし、クラブにはそれだけのモチベーションがありました。もちろん、プロサッカー選手である以上、「タイトルを獲りたい」という気持ちは誰しも持っているはずです。そこに退任する監督への想いというスパイスが加わり、モチベーションが最高潮に達したのです。

 2008年12月13日、流通経済大学との練習試合を観に行ったときのこと。どうも歯車が合っていないと言いますか、思うように試合をコントロールできていないように見えました。次の相手はJ2での優勝を決め、好調極まりないサンフレッチェ広島。「勝てるだろうか…」そんな不安がよぎったのが正直なところです。
 が! そんな不安を吹き飛ばすように、広島に勝ち、FC東京を逆転で下し、2009年元旦には国立のピッチに立っていたのです!

 お正月にサッカーができたという自信、その試合に出られなかった悔しさ、負けてしまった無念さ、クラブとサポーターがひとつになったという実感、それらすべてが今シーズンにつながることは確実です。

 次こそタイトルを! Yes, We Can!!

取材の中で心に残ること・心に残る言葉

心に響くで賞 ☆ 「夢はひとつである必要はありません」

“柏レイソル夏祭り2008”では、選手会長としてご挨拶
“柏レイソル夏祭り2008”では、選手会長としてご挨拶
 この1年間で一番変貌を遂げた選手は?と聞かれれば、私はためらいなく石川選手だと答えます。
 石川直樹選手(DF・背番号4)、2008年の柏レイソル選手会長です。
 地元出身で、「家の中が黄色かった」と言うほど家族もレイソルを応援。まさにレイソルに入るべくして入った選手です。
 レイソルユースからプロになって5年が過ぎました。
 選手の夢を追いかけよでお伝えした学校訪問活動「れいそるしま専科(せんか)」では、「夢はひとつである必要はありません」と、自らの夢について語りました。
 実は2年前も、石川選手が夢について語る場に居合わせました。そのときよりも更に説得力のあるお話だったのは、この2年間での成長の大きさかもしれません。常に自分を成長させることをイメージしている石川選手の言葉は、みんなの心に真っ直ぐに響きました!

暑かったで賞 ☆ 真夏の祭典! “柏レイソル夏祭り2008”

 8月3日に行われた“柏レイソル夏祭り2008”の模様は、この夏のできごとを報告せよでもお伝えしました。
 いやぁ、この日は暑かった! 実は、取材中に何度も、冷房のきく建物に待避しました。陽をさえぎるものが何もないこのピッチで、選手はいつも走り回っているのですね。脱帽です!

 サポーターと選手が触れ合える、また、ふだんは足を踏み入れられないピッチへ降りられる、そんな貴重な1日。試合のときとは違い、選手の笑顔が弾けます。今年もぜひ、開催してほしいですね!
加藤慎也選手(GK・背番号31)は、キックしたボールのスピード測定に挑戦。サポーターと仲間が見守る中、美しいフォームで蹴り出され、結果は……
加藤慎也選手(GK・背番号31)は、キックしたボールのスピード測定に挑戦。サポーターと仲間が見守る中、美しいフォームで蹴り出され、結果は……
首にまいたタオルが自然で、お店に溶け込む山根巌選手(MF・背番号18)と大谷秀和選手(DF・背番号7)。緑チームはタオルが似合う人を集めたに違いない!
首にまいたタオルが自然で、お店に溶け込む山根巌選手(MF・背番号18)と大谷秀和選手(DF・背番号7)。緑チームはタオルが似合う人を集めたに違いない!

最高で賞 ☆ 「ワシはレイソルが好きなんじゃ」

「足がつったのは、ゴールを決めたときに胸を叩きすぎたんじゃないか?(笑)」
「足がつったのは、ゴールを決めたときに胸を叩きすぎたんじゃないか?(笑)」
 言わずもがな、石崎前監督の言葉です。
 取材のたびににお話を伺うわけですが、その中でも特に深く印象に残る2つのできごとをご紹介します。
 7月26日対京都サンガFC戦で、北嶋秀朗選手(FW・背番号9)が得点を決めました。それはケガに泣いたキタジの復活ゴール。直後の練習に伺いそのことを尋ねると、とても嬉しそうに答えてくださったんです。

 「あの試合のキタジは全体的によかった」

 さらに、「本当はフランサとの2トップを試してみたかったけど、足がつったから途中で交代した」と残念そう。

 ゴールシーンを振り返るときの笑顔は最高でした!
 また、2008年12月13日のこと。その後伺えそうになく、これが今シーズン最後の取材かも…という淋しい気持ちで日立台へ。ピッチ脇のベンチに座っていらっしゃるところ声をおかけすると、「どうぞ」と言って隣をポンと叩きます。なんだか緊張しましたねぇ。監督の隣に座ってインタビューするなんて初めてです!
 天皇杯への意気込みを伺った後、来年も石さんといっしょに取材したいからとお願いし、2009年用の取材ノートにサインしていただきました。だって今のレイソルの土台を気付いた方ですから。いつも笑顔で取材に応じてくださって、本当にありがとうございました!
Jリーガーを目指す子どもたちへ。「日立台で試合できることを夢見て頑張ってください。コーチの言うことをよく聞いて練習を頑張って!」
Jリーガーを目指す子どもたちへ。「日立台で試合できることを夢見て頑張ってください。コーチの言うことをよく聞いて練習を頑張って!」
この黄色いノートを持って、今シーズンもレイソルの取材を頑張ります!
この黄色いノートを持って、今シーズンもレイソルの取材を頑張ります!

応援したいで賞 ☆ 「後悔したくない」

 日立台での練習が終わりに近づく頃、クラブハウス脇には報道陣の姿が見られます。練習後の選手にお話を聞くため、ここで待っているのです。
 どの選手に聞くかは、記者によって違うわけですが……。予定になくても、その日の直感で声をかけることがあります。
 2008年7月30日。鈴木達也選手(東京FCに期限付移籍中)にお話を伺ったのも直感でした。その日、練習中に見せた厳しい表情が気になったのです。
 「後悔しないプレーをしたい。後悔したくないから、自分らしいプレーをしたい」。
 何度も繰り返すので聞いてみたくなりました。「自分らしいプレーとは?」
 珍しく考え込んだ後、「前を向いているときには積極的にしかける。ボールをしっかりコントロールしてさばく」と。優しい受け答えをする印象がありましたので、その日の力強い言葉は、強く強く印象に残っています。

 そのほんの数日後、FC東京への期限付き移籍が発表されました。取材時に心を決めていたか否かはわかりませんが、プロ選手として岐路に立っていたのですね。

 後悔したくない。自分らしいプレーをしたい。
 天皇杯準決勝でゴールを決められたとき、悔しいながらも、鈴木選手に拍手を送っている自分がありました。
 2009年シーズンもFC東京でプレーすることが決まっています。日立台での対決を、そしてまた黄色いユニフォームを着て自分らしいプレーをしてくれる日が来ることを、楽しみに待ちながら、応援しています。

番外編はこちら

「レイくん 今日もよろしく!」

 番外編は、私の心の中の言葉です。
 柏駅から日立台に向かうとき、ときに仕事で、ときにプライベートで、それはもう様々なシチューエーションがあり、様々な心理状態にあるわけです。
 三小通りのこの街灯が見えてくると、もうすぐ緑ヶ丘の交差点。日立台に到着です。
 サッカーボールの形をしたこの街灯のてっぺんには、日立台を見据えるレイくんがいるのをご存じですか?
 いつの頃からか、通り過ぎるときには見上げ、「今日もよろしくね」と心の中でつぶやくようになりました。そうすると、なんだか気持ちがスッと落ち着くんです。

 いよいよ明日、2009年シーズン日立台の練習を初取材です!
 今シーズンもよろしくね、レイくん。
                                            (2009.2.5記)
レイソルロードにあるサッカーボール型の街灯
レイソルロードにあるサッカーボール型の街灯
柏レイソルのキャラクター、レイくん
柏レイソルのキャラクター、レイくん

柏レイソル部では、みなさんからの温かい励まし、監督・選手・スタッフへの質問・メッセージを受け付けています。みなさんに変わって直撃してきますよ! こちらからどうぞ。
では、次回の更新をお楽しみに。

2009/02/05

PICK UP 柏のお店 ~グルメ~

  • 日本料理かぎや

    日本料理かぎや

    柏市柏1-6-8 レーベンフィル2階

    [ 日本料理 ]
    ささやかな足明かり。ひっそりと暖簾をかかげる日本料理かぎや

  • 本格派カレーの店 インディー28 本店

    本格派カレーの店 インディー28 本店

    松戸市大金平3-206-2

    [ 本格派インド風カレー ]
    日本人向けにアレンジした本格派インド風カレーです

  • 味すゞ亭 和香 柏東口店

    味すゞ亭 和香 柏東口店

    柏市柏4-5-24 京北第2ビル3階

    [ 和風会席料理 ]
    贅沢素材で仕上げたお料理と焼酎、地酒などを楽しめるお店

  • うなぎ専門店 くしだ

    うなぎ専門店 くしだ

    柏市末広町10-23

    [ うなぎ専門店 ]
    うなぎ好きにはたまらない、うなぎ料理の数々! 是非ご賞味下さい

  • 中国料理 芳蘭

    中国料理 芳蘭

    柏市松葉町7-20-10

    [ 中国料理 ]
    柏の老舗中国料理。本格中国料理コースが飲み放題付3850円!

  • 柏炭火焼鳥 TORI扇(とりせん)

    柏炭火焼鳥 TORI扇(とりせん)

    柏市東上町1-10 柏ヒロタビル1階

    [ 炭火焼鳥 ]
    舌の肥えている柏の皆さん! 是非自慢の炭火焼鳥をご賞味下さい!