まいぷれ的 柏レイソル部
ワールドカップやオリンピックで活躍し、世界の舞台に飛躍する日本人選手が多い昨今。ついに、ついに、柏レイソルから世界にはばたく選手が誕生しました!
ユウキこと、大津祐樹選手の移籍会見の模様をお届けします。
柏からドイツへ活躍の舞台を移す
大津祐樹選手(21歳)が、ドイツ1部リーグのボルシア・メンヒェングラッドバッハ(MG)へ移籍しました。
成立学園高校を卒業して柏レイソルに加入、今年4シーズン目を迎えた大津選手。ルーキーイヤーから筋トレを続けて年々逞しさを増し、練習や試合でも当たり負けしないほどに成長。スレンダーな容姿で、見事な8等身ボディを翻してピッチをかけめぐる華麗なプレーは、子ども達の憧れであると同時に、女性ファンの心をもグッと掴んで離しませんでした。
大津選手の移籍会見は7月22日にクラブハウスで行われました。
記者会見場には、大津選手のコメントを求めて、約30社ほどのマスコミが集まりました。
そしてなぜか選手も3名ほど会見場にあわられ…レイソルならではの温かい雰囲気の中、移籍会見が始まりました。
まずは強化本部・統括ダイレクターの小見幸隆氏より、挨拶がありました。
「大津が移籍することに決定しました。監督や我々にとっては戦力ダウンで厳しい面もあります。しかし、本人も希望しており、本人の成長のためにもバックアップしようと正式に決定しました」
続いて、大津選手が海外への想いを語りました。
プロになった当初は、国内でプレーする気持ちでいたという大津選手。海外に目を向けたきっかけは、オリンピックチームに参加したこと。
同世代の高いレベルの選手と接することで刺激を受けたと言います。
チームメイトが、もっと世界に近づけるプレーヤーになりたいという気持ちを持っていて、そういう仲間と話すうちに、もっと世界を見たい、世界で戦いたい、と意識するようになったそうです。
「チャレンジしたい」と話は続きます。
柏レイソルを出て、ドイツのチームに行くことになったからには、出場はもちろんのこと、「ゴールやアシストで結果を残してレイソルに恩返ししたい」と。
レイソルには、海外経験を持つ水野晃樹選手(MF・背番号29)もいるわけですが…
「水野選手は頼りにならないから相談していませんよ」と、会見場にいる水野選手を冗談で牽制した後、加入当初から慕う北嶋秀朗選手(FW・背番号9)に相談したと明かしました。
自分の中で覚悟ができていたとは言え、「若いうちにチャレンジすることはいい経験になる。行ってこい」という北嶋選手の後押しは、かなり心強かったようです。
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