柏市の中心市街地を紹介する「柏おもしろＭＡＰ」の第八弾が完成した。「裏カシ（柏の裏通り）」で親しまれる町の隠れた魅力を紹介している。

　作製したのは柏市在住の大学生万歳夏恵さん（２３）や会社員大鐘直美さん（２３）ら二十－二十三歳の女性「かしわ小町」の十人。過去の地図を見た万歳さんが「柏が大好きなので町づくりに参加したい」と地図を発行する「かしわインフォメーションセンター」に参加したのがきっかけで昨夏に結成。手分けして町を歩き「裏カシ」の魅力を掘り起こした。

　今回は「柏☆裏のウラＭＡＰ」と題し、旧水戸街道など風情のある街並みなどを掲載。レトロな看板やおしゃれなベンチ、風変わりなオブジェなど、散歩が楽しくなる情報が満載されている。

　裏面は店紹介の「裏カシＭＡＰ」で、両面で百二十二店を掲載。大鐘さんは「良い経験ができた」、万歳さんは「地図を手に町を歩いてくれるとうれしい」と話していた。十四日からＪＲ柏駅東口の同センターで配布される。　

東京新聞

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