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九十九屋さんたの妖怪古今録

人魚という宝

人魚は大きかった!?

日本には、人魚について残っている話が多く、旅をしていると見かけたりします。
以前も博多に旅行に行ったときに通りすがりのお寺に「人魚塚」というものがあり、調べてみますと、とても大きい話で驚きました。
どんなところに驚いたかといいますと、まず名前。

 竜宮寺。
まさに海のものと思える名前です、非公開ながら寺宝として、人魚の骨、人魚を描いた巻物が未だあるということ。
 そして具体的にどんな人魚であったか調べたところ、自分の人魚観を破壊するようなものだったのです。
 時代は鎌倉時代はじめ、高さ八十一間。
現代にすると、おおよそ150メートル。どれくらいかというと40階建てのビルほどにもなります。

 鎌倉時代に流れ着いたそれを都に上奏したところ、都から勅使とて冷泉中納言が下り、占い博士安倍大富がこれは吉兆であるとして、懇ろに弔い、寺の名を竜宮寺としたのだそうです。そして中納言にちなみ、冷泉山と名付けました。
しかしながら、吉兆とされてよかったですね。
それだけ巨大な何かが流れ着いたのが凶兆だとされたりしたら、国中が大パニックになっていたことでしょう。

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