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【有限会社フラワーデザイン三光】コサージュ4種と喪のセット(コサージュ&バック)

花びら一枚からすべて手作り、90年の歴史ある手仕事です。柏から生まれる美しい花!

提供:柏市ふるさと納税

うっとりするほど美しいバラのコサージュです。

フラワーデザイン三光さんでは素材の生地を染色、裁断、糊付けも自社で行っています。

コサージュミニ講座

コサージュは女性が服の襟元や胸につける花飾りのことを言います。

装いを華やかに彩ることができるので、シンプルな服や少し地味かなと思う時つけるとそれだけで印象が華やかになります。普通は左胸につけることが多いですが、右胸につけてもマナーに反するわけではありません。私は若いころ、未婚の女性は茎を上に向けてつける、既婚者は下向きにと教わってそれを正直に守ってきましたが、今はそんなことをいう人はいないようです。つけて見てしっくりくるほうを上に向けてつければ良いようです。胸より少し高い位置にするのが良いそうです。ぐらぐらしないようしっかり生地をすくって留めましょう。

結婚式におよばれで着けるときには白はNGです。白は花嫁さんの色だからです。心遣いしましょうね~。

それと同じ理由で、生花の花飾りも新郎新婦のものなのでお客様はNGだそうです。

コサージュができるまで

コサージュができるまでには数々の工程があります。

まず注文があったお花をお客様のイメージに合わせてデザイナーが試作します。

それをもとにさらにイメージの擦り合わせをしていきます。ここで素材や色も決まっていきます。

どんな生地で作るかによってイメージは全く変わりますし色もそうです。

デザインが決まるとどんなパーツがいくつ必要か、一つ一つ伝票を起こしていくそうです。

その伝票に沿ってパーツが作られていきます。三光さんには長年請け負ってくださっている熟練の内職さんがいて、それぞれのお得意なパーツを受け持っていらっしゃるそうです。

生地を染色してから裁断したり、裁断してから染色したりデザインや大きさによって変わります。

花びらにニュアンスをだすため、型に入れて熱をかける、さらに花びらや葉の部分にコテを入れるものもあります。そして一つずつ組み立てていきます。色を作ったりコテを入れたりは、社長の下瀬さんが自らなさることが多いそうです。下瀬さんは工場内の仕事を効率的にできる機械などもご自分で手作りしてしまうほど器用な方なんです。


花びらを型押ししていく機械です

裁断した花を一枚づつ手作業で入れていきます。

ギューッと上から押されてできたのが下の写真です。

花びららしくなりましたね!

ここに色々なパーツがついて組み立てられるのですが、完成品が見られなくて残念。

三光さんでは有名デパートの商品やブランドからの依頼のものも多く、写真NGも多いのです。

徽章のバラ

宮内省に採用されたこともあり、50年以上デパートを介してお納めしているそうです。

花びらの丸まったカーブは一枚一枚コテで仕上げるそうです。

色とりどりの生地を見ているだけで、どんなお花になるのだろうと期待感があふれてきます。

小さな花の抜型です。これは梅の花です。機械で押して抜きます。

何枚か生地を重ねて、一度に型抜きします。

こんな可愛い梅の枝ができました。お雛飾り用だそうです。

葉、花、蝶などあらゆる型があります。

ほとんどは社長の下瀬さんの手作りだそうです。

一つ一つ手作りされたこの型は三光さんの宝です。


フラワーデザイン三光さんの歩んだ道のり

創業当時から作り続けてきた薔薇(返礼品ではありません)


大正終期から昭和初期ごろヨーロッパで造花作りを学んだ創業者は当時世界的に流行していた帽子につける花飾りを作り海外に輸出していたそうです。輸出造花の製造業は戦後の外貨獲得の花形産業だったそうです。

三光さんでも昭和に入るまで商品はカナダを中心とした海外に輸出していました。

戦後日本の女性たちの意識改革、オシャレ改革は目覚しいものがありました。

モガ、モボと呼ばれるファッションリーダーたちが現れた時代です。

クロッシェと呼ばれる帽子にコサージュをつけたりしてオシャレを楽しむようになってきたお陰で、国内向けの造花づくりも盛んになっていきました。問屋さんもでき、販路もどんどん広がっていきました。

昭和半ばには、入学式や卒業式、結婚式のお客様も、式典の来賓も、胸にお花をつけていましたね~。平成になってそういう習慣が少しづつ廃れてきてしまいました。ただ、成人式の髪につける飾りは何倍も豪華になってきた気がします。

まだまだ造花の需要はなくなることはないでしょうが、たくさんあった造花製造の会社は減っていってしまいました。

華やかなお祝いの雰囲気づくりや、格式高さの演出にもコサージュは欠かせませんね。色も形もシンプルなドレスにパッと色を添えるコサージュを付けたら、きっととても上品な装いになること間違いなし!

フォーマルなものだけでなく、若い方のオシャレにカジュアルで可愛いコサージュもあります。もっとお花をオシャレの中に取り込んでほしいと社長さんもお話ししてくださいました。

返礼品として提供していただいている喪のセットにもそんな思いが込められています。悲しみに花を添えて

哀悼の意を表しましょう。一つあると安心なセットです。

 




【提供元 有限会社フラワーデザイン三光】

千葉県柏市逆井5-24-14

TEL:04-7169-1124

FAX:04-7169-1126


【柏市ふるさと納税に関するお問い合わせ先】

柏市ふるさと寄附金事務局

TEL. 050-3786-7557

FAX. 050-3488-0889

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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